これからの働き方は「個人」が生きる「チーム」の時代

やりたいを形にする、おさむちゃんです(`・∀・´)

 

ここ数年くらいでしょうか。

これからは個人が活躍する時代だ!みたいなことが言われるようになってきました。

フリーランスという働き方がその典型例ですね。

 

個人の起業もここに入ります。

今は一人で少ない資本でも法人が作れるようになりました。

 

様々なプラットフォームができて個人が活躍できる時代がきているのは確かだと思います。

ただ、本当にこれからは個人が活躍する社会なのか。

起業ブーム、フリーランス増加時代の中で感じていることをここにまとめておきます。

 

このまま会社員でいいのか、これからの将来が不安だという方にはこれからの働き方を考えるきっかけになると思います。

 

これからは個人が生きるチームの時代

私としては、これからは個人が生きるチームの時代だと思っています。

なぜなら、個人が才能を発揮するためには自分の不得意を他の才能ある人に補ってもらうことが結果的にお互いの才能を最大限発揮できるからです。

個人が輝くためには自分が得意なことに注力できる環境を手に入れるのが一番なのです。

それが個人が生きるチームです。

 

すでに個人が組織に属さずに自分の力でお金を稼ぐケースはどんどん増えています。

フリーランスもどんどん増えています。

 

では、そのためにどういうことが起こっているのか。

クリエイターは作る力だけではダメだと言われマーケティングやブランディングを学べ。

発信力を強化しろ。

そんなことを言われる時代になっているんです。

 

つまり、

  • 一番才能を発揮できる部分以外のことをやる
  • 自分の価値を一番表現できること以外のことをやる

いいものを作ることよりもどうやったら売れるのかということが注目されるようになっています。

 

その結果、コアスキルがそれほど高くなくても発信力のある人が注目されお金も得るような社会になっています。

発信力というのがお金を稼ぐためのスキルだからです。

 

これでは個人が活躍する時代ではなく、発信力のある人間が活躍する時代です。

ですが、この波に乗れない人も必ずいるわけです。

 

やればある程度できるというのは真実です。

ただ、やればある程度できることに多大な時間を使って、やれば劇的にできることに使う時間を減らすのが本当に個が輝く時代なのか。

なんだかおかしいと思いませんか。

 

これらを踏まえて考えると、多くの人が副業解禁とともに自己責任の社会に放り出された時に、社外でもチームを作れる人たちが活躍する時代がくると考えています。

 

個の力を掛け合わせることで価値が飛躍的に上がる

個人が活躍できる時代よりも、個人が生きるチームの時代の方がいいと思ってきましたか?

 

私は個人が個性を発揮するためにはチームを組むのが一番いいと思います。

特に、まだまだ駆け出しの頃、自分の時間を一番投資効率のいいスキルに突っ込むのが成長する上で一番重要です。

 

よく、100人に1人のスキルを作り、それを3つ掛け合わせれば100万人に1人の存在になれる。

自分の価値が圧倒的に上がると言いますね。

もしわからない人は藤原和博さんのことをググってみてください。

 

これ、100万人に1人になるまでに結構な時間がかかるんです。

1万時間の法則はあまり信用できるものではないと思いますが、100人に1人の人材になるのに3年かかるとすると、100万人に1人の存在になるのは9年後です。

 

一方で、100人に1人のスキルを持ったメンバーが3人集まればそれだけで100万分の1です。

3人で仕事をして価値提供をするのと1人で仕事をして価値提供をするの。

どっちが早くにより多くの価値を提供できるかは一目瞭然ですよね。

 

さらに、それぞれのメンバーが1万人に1人の存在になれば1兆分の1の存在です。

次のステージでメンバーが全員100万分の1の存在にもなれます。

もちろん、一つのスキルを1000人に1人、1万人に1人にレベルアップさせることもできます。

 

チームを組むことでより多くの人が自分の価値を発揮し、価値を提供できます。

個人が輝くためにはチームを組むということが今後必ず重要になってきます。

 

チームを組むことのさらなる効果としては、自分の知識、スキルの向上も図りやすいということです。

基本的にスキルというのは守破離です。

基本となる型があって、基本の型をマスターしながら自分の個性に合わせていくのです。

メンバーに100人に1人の存在がいるのですから、スキルを身につけるための参考となる型が常に目の前にいるということです。

チームを組むといいことばかりですね。

 

チームは個性の組み合わせで成り立っている

チームを組むメリットは何もスキルの掛け合わせだけではありません。

そもそも人にはそれぞれの個性があります。

最近、ストレングスファインダーなどが話題ですね。

マヤ暦などもその人の表に出ている特性、潜在的な特性などがわかります。

ちなみにマヤ暦でみると私は起業家向きらしいです。

 

人に影響を与えて引っ張るのが得意な人、調和を取るのが得意な人、とにかく突き進む人。

同じ特性同士は気が合うかもしれないですが、苦手を補完して物事を進めるためには個性が違う人同士が組むといいです。

苦手を補い合えば、苦手なことをせずに得意なことだけに集中できます。

 

考えて色々アイデアを出すのは得意だけど、それを現実的なプランに落とし込んで実行するのは苦手な人っていますよね?

そういう人は計画を立てて着実に進めるのが得意な人と組むといいんです。

広げる人と畳む人ってやつですね。

 

多くの個人が最大限輝くには組織の力が必要になる

個人にはスキルや特性、様々な特徴、個性があるんです。

個人が活躍する時代というのも、個人の力で活躍しようとすると一人でやるのが得意な人しか活躍できなくなります。

 

でも本当にスキルを伸ばして苦手なことをやらないようにするにはチームを組む方がいいに決まっています。

同じ思い、ビジョンを共有するメンバーが集まってそれぞれの得意なことをやれば一番効果が最大化されます。

発信力が必要なら、チームの中に発信力の高いメンバーがいればいいだけのことです。

 

会社を考えてみてください。

営業職がいて事務職がいて経営陣がいて。

業種によっては開発、制作などなど分業していますよね。

広報だって専門の課があります。

 

その結果どうなっているか。

 

担当の職に集中して取り組むことでスキルをどんどん伸ばしていくことができます。

自分の専門性の高い仕事をしながらさらにスキルを伸ばす、隣接スキルに自分の専門を広げていくということが可能です。

大手では様々な部署を回すということがありますが、個人の専門性を高めるためにはこれは逆効果だと批判されています。

 

一人で仕事をしていると様々なことを自分でする必要が出てきます。

外注するにも外注するためのコツが必要だったり、自分がやって欲しいことを言語化する、まとめるという作業が必要で、ここに苦戦している人たちもたくさん見てきました。

私も外注してうまくいかなかった経験があります。

 

チームを組むというのは外注とは違います。

継続して一緒に仕事をするので話が伝わりやすい。

なぜなら、ビジョンの共有ができているので方向性がわかっているからです。

そのおかげで無駄な時間を最大限省くことができます。

 

自分のやるべきことに集中できるので成果が出やすい、社会に貢献しやすい。

会社というのは、そもそもリソースや作業の効率化のためにできた仕組みです。

サラリーマンという働き方ではなく、それぞれが決定権や主導権を持った小さな組織にすればサラリーマンの弊害は取り除くことができます。

今後、必ずチームの重要性が高まってきます。

 

まとめ

個人が活躍するには、発信力だ、スキルの掛け合わせだ、なんてことがよく言われます。

でも、間違っても全部鵜呑みにしないでください。

結局は、発信力のある人、発信力のおかげで成功した人たちがそれを発信しているのです。

 

発信力がある人がそんなことを発信しているから余計にそういった情報が出回ります。

でも、実際にはそれぞれの人の特性に合った方法があります。

発信というのはブログやSNS以外にもあります。

 

自分が会う人会う人に直接自分のやっていることや思い描いている世界、うまくいった方法などを伝えることもできるのです。

自分にはどんなことが合っているのか。

どんな特性があるのか。

 

行動を重ねながらそこを見極めていくことで自分を輝かせることができます。

その先に初めてチームを組んで個人を生かすことができるようになります。

フリーランス最高!なんて発信に惑わされず、自分に合った方法を探していくことをオススメします。

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1 個のコメント

  • 拝見し、激しく共感したのでコメントさせていただきます。
    私は理学療法士として病院勤務しながらセラピストの働き方改革とうたい、セラピスト専門のスタートアップ事業と理学療法士、作業療法士の超短期型派遣事業の準備中です。
    ぜひそちらの方でもお話伺えたらなと思っております。久保田健二でフェイスブックの方に登録しておりますのでぜひ繋がっていただきたいです。
    勇気のもらえる投稿ありがとうございました。

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